今話題の容量1.0L 1〜2人用のシャープ製ホットクック KN-HW10Eを購入したのでレビューします。これ、鍋の革命かもしれません。
開封〜付属品紹介
サイズは、5合炊きの炊飯器と同じくらいです。ディスプレイが搭載されています。
横から見ると、意外と奥行きがあります。
コンセントは上の画像の左下のあたりに接続します。
内鍋は、3合炊きの炊飯器と同じ感じです。
割と軽いです。
内鍋の左右の取っ手のところは樹脂になっており、料理完成時はここを素手でつまんで持ち上げれば、それほど熱くありません。
内蓋は、白い三角矢印になっているところを押し上げると簡単に取り外せるので、すぐ水洗いできます。
蒸気孔カバーも簡単に外せるようになっています。
この部品も水洗いします。
調理中の水蒸気などが貯まるつゆ受けも簡単に取り外せるので、都度洗います。
これまで使った感じでは、毎回1cmくらいの水が貯まります。
蒸しトレイが付属しています。
蒸し野菜などの蒸し料理ができるようです。
他、自動かき混ぜ機能のための「まぜ技ユニット」、電源コード、取扱説明書、メニュー集が付属していました。
メニュー集には80種類のレシピが記載されていますが、実際に日々活躍できそうなメニューは20種類くらいの印象です。
調理
早速、メニュー集にあるビーフカレーを作りました。
まず以下材料を用意します。
- 豚肉100g (冷凍してあったものをレンジで事前解凍)
- 玉ねぎ1/2個
- にんじん1/4本
- 市販のカレールー1皿分
- 水 100ml
実際のレシピ集との違いは、牛肉を豚肉に変更したこと、2人分のメニューを1人分にしたこと、じゃがいもを省いたことです。
材料を入れたら、説明書通りメニューを選んで、スタートボタンを押すだけです。
そうすると、ホットクックが勝手に加熱とかき混ぜを始めてくれます。
ビーフカレーの場合、約40分でできます。
加熱中、「あとの調理は任せてね」「加熱していますよー」など、突然話しかけてくるのが面白いです。
加熱が進むと、蒸気孔からカレーのにおいがする蒸気が出てくるので、換気扇は必須です。
できればホットクックは換気扇の真下に配置するほうがよいです。
蒸気の量は炊飯器よりも少ないです。
40分後、「できあがりました」という音がしたので開けてみると、写真の通りカレーが出来上がっていました。
この時、もし加熱が足りないなーと思ったら、時間を設定して再加熱することもできます。
ごはんとカレーを盛り付けて、完成です。
味
味は、普通においしい!
鍋で作ったときと遜色ない、いや、それ以上かもしれません。
鍋で作った場合との一番の違いは、人参が甘くてホクホクになっていたこと。
玉ねぎもトロトロになっていました。
肉は「加熱しすぎて固い」「加熱不足でまだ赤い」といったこともなく、ちょうどよい具合でした。
今回は水の分量が少なかったので、次回はもう少し水を足して、好みのシャバシャバなカレーにしようと思います。
片付け
片付けは、内鍋、内蓋、まぜ技ユニット、つゆ受け、蒸気カバーを洗います。
内鍋へのカレーのこびりつきはまったくなく、スポンジと洗剤で簡単に汚れが落ちました。
鍋でカレーを作ると、鍋にカレーがこびりついて洗うのが本当に大変なのですが、この内鍋ならその心配はありません。
内蓋は、ゴムの部分が若干洗いにくいですが、嫌になるほどではありません。
まぜ技ユニットも洗いにくいところはありません。
つゆ受け、蒸気カバーに食材は触れませんが、洗わないとカレーのにおいが残るので、さっと洗います。
公式には、内鍋以外の部品は食洗機も使えるようです。食洗機ほしい…
まとめ
実際に使ってみた感想は、「加熱中、キッチンにいなくていいの楽すぎ!」「味も十分おいしい!」でした。
カレーを作るとなると、玉ねぎを長時間炒めて、肉と野菜を炒めて、水入れて煮込んで、ルー溶かして…ととにかく手間がかかりますが、それを全部任せられます。
その間にサラダを作ったり、まな板や洗い物を片付けたり、他の家事をしたり…と時間を有効活用できます。
また、料理が失敗する大きな原因の一つが、「加熱しすぎ」「加熱しなさすぎ」だと思います。
この「熱の調整」は、初心者だとコツを掴むまでに時間がかかりますが、ホットクックは、それを完全に任せる事ができて、かつ失敗しません。
そのため、「煮込み料理の失敗確率を大きく減らせる」というのも大きなメリットだと思います。
今後も、このホットクックをもっと活用していきます。
ホットクック モデル紹介
ホットクックには他にも容量違いのラインナップがあるので、紹介します。
1.0Lモデル 1−2人向け
今回レビューしたモデル、KN-HW10Eは2019年11月に発売されており、2020年5月時点で最新型です。
WiFi機能つき、液晶画面搭載で、容量以外は最上位モデルとほぼ同じ仕様ですね。
1人前でも2人前でも問題なく作れます。
大型のホットクックだと、「サイズが大きすぎて置く場所がない」といった声もあるようですので、小型モデルを探している方に最適です。
\今回レビューしたのはこちら/
\1.0Lの黒色はこちら/
1.6Lモデル 2-4人向け
1.6Lモデルは、2-4人分が作れます。
KN-HW16Eは最新モデルの上位機種です。
KN-HT16Eは、価格が安い分、無線LAN機能、煮詰め機能、好みの設定加熱機能が省略されています。
\1.6L 上位機種/
\1.6L ちょっと安いモデル/
2.4Lモデル 2-6人向け
2.4Lモデルは、2-6人分が作れます。
KN-HW24Eが最新モデルの上位機種です。
サイズは大きいですが、4人家族など大人数向けとして人気の機種です。
\2.4L 上位機種/
モデル名の見分け方
ホットクックの品番のアルファベットの見分け方を推測しました。
KN… (これは詳細不明です。)
H… (これも詳細不明です。)
W…無線LANつき(WiFi) T…無線LANなし
10…容量です。24は2.4L、16は1.6Lです。
E…世代番号です。A,B,C,D,E…と進むにつれて新世代になっていくようです。
R、W…色です。RはRed(レッド)、WはWhite(ホワイト)です。
KN-HW10E だと、Wがあるので無線LANつき、10なので1.0L、Eなので最新モデル(2020/5時点)と判断できそうです。
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