2019年11月に発売された一人暮らし向けの最新型ホットクックKN-HW10E-W (1.0L)を１ヶ月使いました。その感想をQ&A方式でまとめました。
おすすめする人
どんな人におすすめ？
帰宅が遅い人、毎日料理する人、時短したい人、料理が下手な人におすすめです。個人的には、効率を重視する「エンジニア」にもおすすめします。
洗濯機で洗濯を「機械にまかせる」ように、ホットクックは「材料の加熱」を機械にまかせることができます。そのため、時間の節約にもなると同時に、「加熱の失敗」も減らしてくれるので、料理が下手な人にもおすすめできます。エンジニアは自動化が好きなので、ホットクックによる自動調理はぜひ体験してほしいです。
時短
時短できるの？
「加熱中に他のことができる」ので、結果的に時短になります。
ホットクックでは、「料理のトータル時間を短くする」わけではありません。「コンロで火を監視する時間」を自由に使えるようになります。私の場合、ホットクックで加熱中は、他の料理を作ったり、洗濯物を取り込んだり、掃除をしたりしています。加熱開始した時点で、「家事やる気スイッチ」が入っているので、スムーズに他の家事に取りかかれるというのが大きなメリットです。
洗いやすさ
洗いやすいの？
内釜以外は食洗機でOK！内釜は炊飯器の釜と同じです。
内釜、内蓋、つゆ受け、蒸気口カバーを毎回洗います。まぜ技ユニットは使うときだけ洗います。内蓋にはゴムパッキンが固定されていて取れないので、そこだけ要注意です。私は食洗機がないので手洗いしています。普通の鍋だと焦げて食材がこびりつくことがありますが、ホットクックの内釜はこびりつきにくいので、洗うのは簡単です。
https://jp.sharp/support/hotcook/mt_doc/lid_s_cover_care_knhw10e.pdf
「クリーム煮」は牛乳を使用するのですが、ホットクックなら鍋にこびりつきません！強くこすらなくても汚れは落とせます。
サイズ・設置場所
サイズが大きいんじゃないの？
3合炊きの炊飯器くらいの大きさです。幅よりも、奥行きが意外とあります。蓋を全開にしたときの高さもチェックしましょう。
幅22cm、奥行き30.5cm、高さ24cmです。蓋を開けると高さは43cmですので、高さの確保が必要です。私の場合、普段は棚にしまっておいて、使うときだけコンロにトレーを乗せて台を作り、その上で使用しています。加熱中は料理の匂いのする蒸気が出るので、換気扇の近くで使用したほうがよいです。
味
味はまずいんじゃない？
レシピ通りに作れば失敗はしません。
１ヶ月使ってみて、「まずい」と思ったことはありません。「そこそこおいしいもの」以上は作れると思います。今まで作ったものでは、カレーやポトフは特に美味しかったです。付属のメニュー集は「味付けが濃いめ」「煮込みすぎてちょっとやわらかすぎ」という傾向はありますが、使っていくうちに好みの味に調整することができます。玉ねぎやブロック肉など、煮込むほど美味しくなる料理には特に向いていると思います。
価格
買って後悔したことは？
発売直後の値段の高い時期に買ってしまったこと。値下がり時期をチェックしましょう。
ホットクックは近年、7月〜12月の間に発売されています。KN-HW10Eは2019年11月28日発売でした。1年に1回リニューアルがある白物家電の場合、以下の傾向にあります。
- 発売直後は一番高い
- 新モデル発売前が最安値
- 現行モデル発売の１年後、新モデル発売されると少し値上がりする
KN-HW10E-Wの場合、11月発売時は5万円でしたが、すぐ4万円くらいまで下がりました。ホットクックが7月〜12月に発売されていることから、4〜7月が底値の狙い目だと推測します。とはいえ、買いたいときに買うのが一番楽しめると思います。
おわりに
料理の中の「コンロで加熱」を自動化してくれるホットクックは、食洗機や洗濯乾燥機のように、自動化の最先端ツールです。時短を目指す人は、ぜひ購入してみてください。
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